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paradise parade☆

第7章 生徒会

勇樹「そんで今度、告白してーんだよ」


優乃「おぉ~!やっぱ先輩も男ですね♪」


勇樹「あ?」


やばっ。ついなんか変なことを……。
先輩怒ってるかな……?


優乃「あっ!いえ……あの、今のは……ですね。
男性って……積極的なとこ……あるじゃないですか。
それで告白って先輩が言って……積極的だな、って」


勇樹「ふーん。」


ほっ。
怒ってなかったぁ~!


勇樹「で、どう告白した方が……いいと思う?」


優乃「え……?恋愛経験ゼロの私に聞きますか?」


勇樹「っせぇ……いいだろ、別に」


耳……赤い?
そっか。先輩も一応人間だからね。
好きな人のこと話すとドキドキするよね


優乃「うーん。そうですねぇ……夕日が綺麗な
ところで告白されると、ロマンチックですっ!」


勇樹「あぁ……確かにそれはいい雰囲気に
なりそうな気がする……。」


いやいや、絶対なるって!
もしかして……先輩も恋愛経験ゼロなのでは?


優乃「あの~、聞くのは失礼かと思いますが
恋愛経験ゼロですか?」


ピクッ


うわっ。先輩反応したっ!
ゼロ……なのかな?


勇樹「あぁ……そうだよ。しょうがねーじゃん。
副会長には一目惚れだったし」


優乃「一目惚れっ!?」


一目惚れって……副会長さん、どんなに
美しい人なんだろう!!

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