テキストサイズ

迷路…俺の場合 (Ver.N)BL表現有

第10章 塚本

そんな事を
考えていた時


部屋の電気が
消えた



「あっ・・」




「すみません」




「どした?」



消したのは
マシロだ




「・・・・」




「・・かまわねぇけど」




暗闇に
目が慣れるまで

ジッとしていた



マシロも
しばらく立っていた


少ししてから

マシロ用の布団の上に
座った音が聞こえた。





「ちょうどよかった」




「何が・・ですか?」





「暗い方が

話しやすい」





「話?」





「聞いて欲しいこと

あるんだ」





「・・・・」





「あのさ」





「・・・・・」









「あの・・」





「・・・・・はい」








「そっち

行ってもいいか・・」





ストーリーメニュー

TOPTOPへ