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迷路…俺の場合 (Ver.N)BL表現有

第11章 肉体の向こう側



息が

上がっていた





俺は

もう

硬く
熱くなっていた





でもそこに




神島さんは

いない






「ハァ・・ハァ・・・


ごめん・・




マシロ・・俺・・」






マシロは

多分
はじめてで・・・





「俺・・


ちょっと

頭おかしくなってる」





俺なんかに

ヤラれたら



一生後悔する






「ごめん」






そう言って


マシロが巻いていた

バスタオルを


マシロのカラダにかけ




俺は




あぐらをかいて



天井を見上げた








と、同時に








俺の目から









一筋の涙が

流れおちた





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