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迷路…俺の場合 (Ver.N)BL表現有

第11章 肉体の向こう側



「一緒に寝てもい?」



コーラを
飲み終わり

俺は
マシロに
聞いてみた




「・・・・・」




返事に困ったのか
マシロは
なんにも言わないで
俺に背中を向けた


布団に

くるまったまんまで。




その布団の端を
引っ張り


俺が入る
隙間をつくり



俺は
マシロに
カラダを寄せた




「神島さんと

寝たいんだよ・・」





ずるい。




そういえば
マシロは
許してくれると
思った




でも
ずるくても


マシロが
神島さんじゃなくても






ぬくもりが

ほしかった。

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