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迷路…俺の場合 (Ver.N)BL表現有

第12章 現実

「最中だった」



その言葉に

軽い
凹みを感じながら
煙草に火をつけると

マシロが側に
寄ってきた



「すみません・・

私も電話に気付かなくて・・・」





「ん?
あ~~(笑)

かまわねーよ
お前、なんか
用があったんだろ?

俺こそ電話して悪かったなぁ


酔っちまって
ママが困ってさ
2人に電話したみたいだ


気にすんな
俺は和室に
お泊りだったからさ」





「あ・・はい」





「え~~~!!

まじまじまじっすか!!」




俺から
はなれてったユウヤが
急いで近づいてきた




「なんだよユウヤ」





「和室って
居酒屋のっすよね?」





「あぁ」






「とうとう

ママにも
手ぇ、出したんすか」




と、いつもの
いたずらな顔




「なわけねーだろーが!!

アホなこと言わねーで
さっさと
あっち行って
仕事しろっ!!」








「うぃ~っす」


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