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迷路…俺の場合 (Ver.N)BL表現有

第13章 交錯する想い

Side マシロの部屋





「セックスするか?」





マシロの
折れた翼に触れながら

俺は

俺がココに居なかった
数日を思っていた



その数日
マシロはスタジオで
神島さんと
2人きり



既に
鍵の壊れかかってた
マシロには




やるせない
時間だったかもしれない



その
やるせない気持ちを


その
重い鎧を



夜の間に外して

リセットしたんじゃ
なかったのか?





「・・寝てないのか?」





俺を通じて

神島さんを
求めるという方法で

心のバランスを
とってしまった
マシロは





「居てやれなくて

ごめんな・・・」




一人で

鎧を
外せなく
なってしまったのかも
しれないと思った





まるで




俺のように



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