迷路…俺の場合 (Ver.N)BL表現有
第13章 交錯する想い
「あ・・
・・・最悪・・」
豆球をつけてから
それぞれの
布団に入ろうとした時
マシロが
機嫌の悪そうな
声を出した
もう
部屋は暗くて
なんだかよくわかんねー
「どした?」
「冷たい」
「え?」
「布団・・」
あ~・・・
汗かいて
布団も結構濡れてたのに
俺、布団
ほったらかしだった~~
「じゃあ
こっち来いよ」
「・・・」
「どうせ
ひとりじゃ
眠れねーだろ?」
「・・・・」
仕方ねぇなぁ
俺は
マシロの腕をひっぱって
自分の布団の上に
座らせた
「・・・・」
いつものように
何も言わなくなった
マシロを軽く
そっと抱きしめても
マシロは
黙ったまま
甘えることもできず
女のように
頼ることもできず
どこまでも
強がるお前は
黙ることが
Yes
「脱いでいい?」
ほんとは
脱がせていい?
そう聞きたかった
「・・・・」
返事がないのは
Yes
俺は
上半身裸になり
暗くて見えない
マシロを抱きしめ
布団に横たわった
・・・最悪・・」
豆球をつけてから
それぞれの
布団に入ろうとした時
マシロが
機嫌の悪そうな
声を出した
もう
部屋は暗くて
なんだかよくわかんねー
「どした?」
「冷たい」
「え?」
「布団・・」
あ~・・・
汗かいて
布団も結構濡れてたのに
俺、布団
ほったらかしだった~~
「じゃあ
こっち来いよ」
「・・・」
「どうせ
ひとりじゃ
眠れねーだろ?」
「・・・・」
仕方ねぇなぁ
俺は
マシロの腕をひっぱって
自分の布団の上に
座らせた
「・・・・」
いつものように
何も言わなくなった
マシロを軽く
そっと抱きしめても
マシロは
黙ったまま
甘えることもできず
女のように
頼ることもできず
どこまでも
強がるお前は
黙ることが
Yes
「脱いでいい?」
ほんとは
脱がせていい?
そう聞きたかった
「・・・・」
返事がないのは
Yes
俺は
上半身裸になり
暗くて見えない
マシロを抱きしめ
布団に横たわった