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迷路…俺の場合 (Ver.N)BL表現有

第13章 交錯する想い

マシロの
呟く

とても遠慮がちで

とてつもなく
小さな声の


「神島さん」








どんなに
小さな

微かな声だとしても





俺の
脳に響き


俺の
心に
突き刺さった





でも





その言葉を聞くたびに



俺は





マシロが
愛おしいと
感じて



マシロを
抱きしめたいと
感じて



なぜか
涙が込み上げそうに
なりながら





マシロを


軽くしてやりたいと
胸が痛いほど感じていた




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