迷路…俺の場合 (Ver.N)BL表現有
第13章 交錯する想い
シャワーを
浴びて
部屋に戻ると
マシロは
もう
布団の中で
小さくなっていた
「電気・・消すか?」
「・・いえ
まだ平気
ちょっと
横になりたかっただけで・・」
やっぱり
まだ
本調子じゃ
ないらしい
「少し・・暗くするよ」
俺は
マシロの答えも聞かないまま
勝手に電気を
豆球の灯りに変えた
「ユウヤさん」
「ん?」
「神島さんから
メールがありました」
「そうか」
なんで
報告すんのかな
「・・・・・」
なんか
言って欲しいのかな
「なんて?」
「明日大丈夫か?って
無理なら
休んでもいいって」
「それで?」
「行きますって
返信しました」
「ほんとに大丈夫なのか?」
「多分」
「メンタル」
「・・・多分」