迷路…俺の場合 (Ver.N)BL表現有
第14章 ぷりん
神島さんは
女を雇ったことがなく
元々
マシロの扱いも
悩んでいたんだ
雇ってみたら
幸い
マシロが男みたいな
感じだったから
ほっとしたみたいで
女だからという
扱いはしないできていたけど
さすがに
倒れられて
色々
気をつかいはじめたんだろうな
マシロにとっちゃ
キツい話だけどさ。
「マシロは
ちゃんと食ってんのかな・・」
マシロが
姿を消すと
心配なのか
俺に色々と
聞いてきたりした
「さぁ・・どうなんすかね・・」
言えねーじゃん
昨日は
うどんだったっすよ
なんてさ。
「とりあえず
今日だけ
ちょっと早く
上がらせるけど
かまわねーか?」
「あ、いいっすよ
その方が
いいんじゃないっすか
昼、あんま
食ってなかったみたいだし」
「じゃ、そうすっか
ユウヤ
マシロに言っといてくれよ」
「は?俺?」
「俺が言ったら
またあいつに
怒鳴られそうだ(苦笑)」
「・・そうっすね(笑)」