迷路…俺の場合 (Ver.N)BL表現有
第14章 ぷりん
なんとか眠った
翌朝
目が覚めると
マシロは
もちろん
もう起きていて
まぁ
いつものように
支度をして
2人一緒に
家を出た
同じ電車に乗って
2人して
立っていると
いつもは
外を眺めている
マシロが
俺を見上げて
真っ黒な瞳で
俺を見つめた
え・・なに?
「ユウヤさん」
「ん?」
「まだ教えてもらって
ないんですけど」
「はぁ?」
「昨日の・・
いいこと教えてやるって
言ったじゃないですか」
「・・なんだっけ?」
「誤魔化さないでください」
「あ~~あれね
あ~でもあれだわ
二回目してねーから
教えらんね~~~」
「ちょっ・・だって
ちゃんと一回
したじゃないですか」
「なにを?」
「・・・・・・」
すげー
睨まれてる俺~~~
けど
マシロの耳
めっちゃ赤い~~(笑)