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迷路…俺の場合 (Ver.N)BL表現有

第14章 ぷりん


とりあえず

問い詰めるのを
やめて


腹がすいてるという
マシロと一緒に

俺は
コンビニの弁当を
食うことにした



俺が手を洗ってる間に
マシロが
あっためた弁当を

小さなテーブルに
2人座って
食べる




ただ


それだけ。




特別なことは
なにひとつない

それだけなのに



満たされる。





マシロが
同じ想いなら


もっと




満たされるんだけど・・・




「ユウヤさん」





「ん?」





「プリン・・」




あ、覚えてんだ
プリンのこと~~

なんか
そんだけで
嬉しい俺。




「あ、うんうん

プリンは
そうだな・・

寝る前に食う!


飯食って
風呂入って
それから食うよ

マシロも・・」







「私の分も

よかったら

食べて下さい」







「・・・え?・・」







え・・・







やだよ






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