迷路…俺の場合 (Ver.N)BL表現有
第14章 ぷりん
マシロに
準備を指示して
俺は
ユウヤの様子を
見に行くことにした
入りずらいだろーしなぁ
(苦笑)
「おい、ユウヤ」
ユウヤは
ドアの外で
座りこんでいた
「・・・」
「らしくね~なぁ
どした?」
「いや・・
なんか
すんません」
「女には
相変わらず
優しいなぁ(笑)」
「俺、怒鳴ったんすけど?」
「心配MAXで
怒鳴っちまったんだろ?
優しいっつーんだよ
そーゆーのは」
「・・神島さん・・」
「あぁ?」
「・・いや・・」
「なんだよ(笑)」
「今日・・・
飯・・連れてってください」
「今日?」
「はい」
「かまわねーよ」
「マシロも誘うか?」
「いや・・
できれば2人で」
「了解。
ほんじゃ
ママのとこで
いいよな?」
「はい」
「カウンターでもいいか?」
「どこでも」
「ん、わかった
じゃ、戻るか
マシロちゃんが
泣きそーな顔してたぞ?」
「・・謝っときます」
「だな」
そう言って
ユウヤの頭をたたくと
ユウヤは
いつもの
顔で
微笑んだ
いいなぁ
・・・なぁ、ユウヤ
こーゆー感じ
いいよな、ユウヤ。