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迷路…俺の場合 (Ver.N)BL表現有

第14章 ぷりん


「神島さん・・」



「ん?」



「あのさ・・・」





「なんだよ」





「・・・いや・・・なんか・・


ありがとう
ございます

色々
話聞いてくれて」





やっぱ


聞けねぇ・・







「いや、俺こそ
なんか・・


ありがとな
ユウヤ」





「・・・え?」





「お前が
飯連れてってくれって
言ってくれたとき

なんか・・


すげーうれしかったんだよ」




神島さんは今日

一滴も
酒を飲んでいなかった



俺は



飲んでるけど




「なんすかそれ」





「仕事のこと
相談してくれるとかさ


いや

まぁなんか
色々あったしな



あったけど

こうやって
飲んでるのがさ



うれしいんだよ」





「(笑)

神島さん
飲んでないじゃないですか(笑)」






「ん?

あ・・あぁ

まぁな(笑)


今日は
やめとくよ



せっかくの
いい気分を


忘れたくねーんだ」






「・・・はい」





俺も


うれしいっすよ









こんな風に

また
尊敬する神島さんと

話せて・・・。





ほんとはさ






ずっと
一緒に
仕事してーよ



神島さんと




いいもん

ずっと



撮ってけたらなって




思ってんだ






独立したいとか

神島さんとこ
やめたいとか



別に







思ってねーんだ

ほんとは。





ただ










・・・居づらいだけ。

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