迷路…俺の場合 (Ver.N)BL表現有
第14章 ぷりん
支えてくれ
そんな事を言っておいて
俺は
マシロを
胸の中にしまいこみ
泣きそうなくらい
抱きしめていた
でも
マシロは
俺の言葉を
真に受けて
必死で
俺を支えようと
俺を
きつく・・抱きしめる
マシロは
いい香りがして
男みたいだけど
女で
大人なのに
子供みたいで
強そうなのに
弱くて
俺の
今まで会ったことのない
女。
「マシロ・・」
「・・はい」
「もう平気」
「あ・・は、はい・・」
「悪かったな
汗、ひどいだろ?
シャワー
してくるよ」