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迷路…俺の場合 (Ver.N)BL表現有

第15章 真相

仕方ねぇから

電気を
暗くして


俺は
マシロを
布団に座らせた


「ん、ばんざい」


そう言って
Tシャツを脱がせると


マシロはまた
胸の前に
軽く腕を組んで
カラダを隠した




「俺はな・・・

マシロの
男みたいなとこ
好きだよ」





マシロの短い髪に
触れて




「お前が
母親のことで
女女してんのが
苦手だったら

ずっと
このまんまでも
かまわねーし」




今度は
化粧っけのない
頬に触れた




「男に負けたくなくて
頑張ってる
お前も好きだし」




それから
唇を指でなぞって




「キスがうまくねーのも
好きだ」




ゆっくり
背中をなぞる




「でもな

お前が
キスうまくなっても
好きなんだ」




ブラのホックを

外して




「結局

お前が好きだから


どんな
お前も
好きなんだよ」







肩から

ブラの紐をおとし







「ちっちゃくても

でっかくても



それが
お前なら



どれも
愛おしい・・・」







マシロの

腕を
ほどくと




ブラが

スルスルと
マシロの腕を
すべった





その瞬間

目を硬く閉じたマシロを



軽く

抱きしめ





その

小さな膨らみに

俺の手を添えた




「マシロのことが
好きってことは

マシロの全部が
好きってことなんだ」




優しく
胸の形を
手のひらでなぞると


なんだか

溜息がもれた





「ほら・・・


俺、お前のこと

触ってるだけで



・・・気持ちいい」


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