迷路…俺の場合 (Ver.N)BL表現有
第16章 3ヶ月後(最終章)
2人が帰ると
店は
急に静かになって
ユウヤが
変なこと言うもんだから
俺とママの間に
妙な空気が
流れた
「ママ・・」
「・・なに?」
「まだ別れねーのかよ」
「…うん……
娘のことあるから…」
「娘だって
別れた方がいいと
思ってんじゃねーのか?」
そう言って
ママの腕をつかみ
いつも長袖ばかり
着ているママの
袖をまくった
「・・島ちゃん・」
「痛ぇだろ?
娘も知ってんじゃねーの?」
「いつもじゃないの
娘がいる時は
……優しいのよ
娘にも優しいの。
あの子の
悲しむ顔はみたくないの…」
「辛れーな…」
「うん…」
唇を噛み締めて
泣きそうな顔をする
ママは
今日
少しいい香りをさせて
髪も下ろしていて…
いつもと
雰囲気が違う
「なんで
浮気しねーの?」
俺は
ママの手を握った
「どうしてかな……」
ママは
少し
目を伏せて
悲しそうに笑った
「旦那にバレるのが
怖いの。
あとは
相手がいないのよ(苦笑)」
店は
急に静かになって
ユウヤが
変なこと言うもんだから
俺とママの間に
妙な空気が
流れた
「ママ・・」
「・・なに?」
「まだ別れねーのかよ」
「…うん……
娘のことあるから…」
「娘だって
別れた方がいいと
思ってんじゃねーのか?」
そう言って
ママの腕をつかみ
いつも長袖ばかり
着ているママの
袖をまくった
「・・島ちゃん・」
「痛ぇだろ?
娘も知ってんじゃねーの?」
「いつもじゃないの
娘がいる時は
……優しいのよ
娘にも優しいの。
あの子の
悲しむ顔はみたくないの…」
「辛れーな…」
「うん…」
唇を噛み締めて
泣きそうな顔をする
ママは
今日
少しいい香りをさせて
髪も下ろしていて…
いつもと
雰囲気が違う
「なんで
浮気しねーの?」
俺は
ママの手を握った
「どうしてかな……」
ママは
少し
目を伏せて
悲しそうに笑った
「旦那にバレるのが
怖いの。
あとは
相手がいないのよ(苦笑)」