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切ない関係

第14章 癒しの恋人。

大野先生side

「おーちゃん先生も一緒に寝よ?」

なんて、ベッドの上で無防備に誘ってくるのは生徒で、恋人の相葉雅紀。

俺は保健室の先生で、今はお昼休み中。

「う〜〜ん…でも今、眠くないしなぁー」

伺うように横目でチラリと見ると、すぐそこまで雅紀の顔が迫ってきていてちょっと驚いた。

「ね?一緒に寝たいの、おーちゃん先生と!いいでしょ?」

圧倒されて、しょうがないなぁ〜と答えれば満面の笑みで、わぁーーい!と子供みたいに喜んでる雅紀。

それだけでこんなに喜ぶ雅紀が、ほんとに可愛くて仕方ない。


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