テキストサイズ

切ない関係

第5章 ショッピングデート。



ショッピングモールに着いてから俺達は、服を見たり…靴を見たり、一般的なデートをしていた。


気がつけば、もう夕方の6時だった。


時間が経つのが凄く早い気がする。


ほぼ行き尽くしてしまった俺らは、まだ一緒に居たいと言う思いをどちらとも言い出せずにブラブラしていた。


「次はどこ行きたい?」


「うーん。そうだな…じゃあ、ネックレス買いに行こうか、潤とお揃いの。」


「えっ?」


「無理に、とは言わないよ?どうする?」


本当は嫌じゃないって知ってるくせに…。


「行く、」


「何?聞こえないな~」


「だから、行きます!」


「ははっ、じゃあ買いに行こうか。」


お揃いのネックレスを買うためアクセサリーショップに立ち寄った。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ