切ない関係
第6章 告白のチャンス。
ある日の休日、突然松潤から電話がかかって来た。
「「今日さ、時間ある?相談したい事あるんだけど…。いいかな?」」
「「うん…。いいけど、何で俺なの?」」
「「それは……会った時に話すよ。待ち合わせ、今日の夜、7時でいい?」」
「「うん。じゃあ、いつもの居酒屋で。」」
「「りょーかい」」
電話の中の松潤は元気がなかった。どうしたんだろう…。
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待ち合わせの時間に居酒屋に行くと、すでに松潤の姿があった。
でも、何故か個室で…。
俺は松潤の向かい側の席に座った。
「ごめんね、急に。」
「いや、全然いいよ、今日オフだったし。」
「まずは何か頼もうか。」
「そうだね、じゃあ取りあえずビール飲もうかな。」
居酒屋に入ってから、しばらくたった頃松潤から話が切り出された……。