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切ない関係

第6章 告白のチャンス。

智side


前に向き直ったと思ったら


突然---------


「俺さ…、、、ニノの事好きなんだ。冗談抜きで」


「は?ぇ…」


頭が真っ白になった。


だって、今までそんな態度見たことなかったから。


「あの…さ、いつから?」


「うーん、意識し始めた時は…黄色い涙やってる時かな。」


「じゃあ、今までずっと?」


「まぁ…ね。それよりさ、驚かないの?」


「え?」


「だから、俺がニノの事好きって驚かないの?」



「いや………違う意味では驚いてるけど、、」





「やっぱりね……好きなんだろ?ニノの事。」



正直言おうか迷った。


でも………


「うん、好きだよ。」



「松潤には渡さないよ。絶対」


言わないと後悔するって思ったから。


ニノの事本気だから、絶対恋人にしてみせる。



「そっか……良かった、本音が聞けて。」


「俺ももう手加減しないからな?」


そう言って店を出て行ってしまった。


何かあっという間だったな。


でも、今日松潤の話聞けてよかったなぁ…。


やっと自覚できたから。


俺も負けるつもりなんて無いんだからな!

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