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切ない関係

第6章 告白のチャンス。

智side


松潤から宣戦布告を受けてから、2日が経過した。



言葉の通り…松潤はニノに会うたび飲みに誘ったりしていた。


まるで俺を挑発してるみたいに。



俺だってそれを見て黙ってる訳じゃない。


例えば………。



「ねぇ、リーダー」

「何?ニノ」


「今度さ、一緒に釣りに行きたいな。」


そう言いながら、手を握ってくる。



前は恥ずかしくて直ぐに外していたけど今は、、、


「じゃあ、近い内に行こうか?」


と言いながら握り返したり。


前まではあんまりしなかった事だ。



だってその証拠に、ニノの顔が赤い……。


そんな事で嬉しくなる。



ニノが次の現場に行かないといけないから、俺と別れ仕事に向かった。



1人で楽屋に居ると松潤が入って来た。

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