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切ない関係

第6章 告白のチャンス。

和side


夕方、松潤に呼び出された俺は公園に来ていた。



「どうしたの?なんで公園なのさ、」


しばらく黙っている松潤。



「ニノに伝えたい事があるんだ、、、」

ようやく開く口。


「う、ん?」



「俺、ニノの事好きなんだ。恋愛感情として。」



「ぇ…え?」



「だから、好きなんだ。恋人になって欲しい」



「ちょっと待って…俺、男だよ?」


「そんなの…関係無いよ。戸惑ったりしたけど…好きなものは好きだから。」


松潤は真っ直ぐ、真剣に言ってるんだ。

俺も真っ直ぐに答えなきゃ。


「ありがとう、松潤。でも、他に好きな人いるんだ…だからごめんなさい」



「そっか。じゃあ、最後に」


小声で言われて、何をするかと思ったら………


キスする振りをされた。


松潤は俺の顔の前で笑っている。


「どうしたの?」


「静かに。」


頭の中が?でいっぱの頃、公園に声が響いた。



「おい!何してんだよ、松潤!」



その声は紛れもなくリーダーの声だった。


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