切ない関係
第8章 プレゼント。
目が合うと、どちらからともなくキスをする。
チュッ…チュク…
「ふっ…んぁ…んっ」
潤くんの舌が俺の舌に絡ませてくる。
「はぁ‥はぁ」
口を離すと、潤くんの耳元で
「もっ…おねがい……」
俺はいつも我慢が出来なくなる。
記念日に限らず、潤くんがたまにする目が俺をそうさせるんだ。
だから、家まで待てない。
直ぐにでも、潤くんが欲しくて……
だから、お祝い事とかは…潤くんの部屋なんだ。
潤くんは気づいてないみたいだけど……。
ベッドの上に着くともう何にも考えられなくなる。
だた一つ思う事は、こんな幸せが永遠に続けばいいと思う事だけだった。
end