テキストサイズ

切ない関係

第10章 歪んだ俺。



いつから、こんな事になってしまったんだろう?



雅紀が傷つくのが分かっててやったんだ。


最低な俺。


-----------



「お疲れー。」


俺の撮影が終わり、楽屋に戻ろうと歩いていたら、ニノに出くわした。


「翔さん、もう終わったんだ。お疲れ~」



「何、これから?」


「うん、じゃ。」



撮影に向かうニノを俺は引き止めた。


「今日、飲みに行かない?」



「うん…この後何にもないけど……じゃあ、電話して?」



「うん、じゃあまた後で。」



ニノの予定を取り付けて、楽屋を後にした。


ストーリーメニュー

TOPTOPへ