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執事~執事に翻弄されてみない??~

第16章 *甘えんぼ執事

*



「…いやでも、お母様とお父様にバレたら―」




麻歩『まだ起きないですよ…』





とだけ、言うとふらふらとおぼつかない足取りでこちらに向かってくる









言った通り、強く私に抱きつき


甘える猫のように首筋に鼻を寄せた




「…たっくもう…」





そういうと私は麻歩の頭を優しく撫でていたのだが



麻歩『きゃっ!?///』




………耳を触ったのは予想外だったのだろう、奇想天外な声を出した



麻歩こそ、予想外だ





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