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執事~執事に翻弄されてみない??~

第26章 *サドデレ執事

*





夕食も食べれなかったなぁ。



お父様たちに心配かけちゃった…



だんだんと自己嫌悪になる。



あぁ、涙まで出てきたよ。



((コンコンッ






「はーい?」




ドアを開けたら――…




そこにいたのは、兄である。





莉珠―





莉珠「……泣いてるの、?」






「…っぅ。」






莉珠「なんかいじめられた…?!」





「違うって…っ!」





莉珠「ダメ、一人で抱え込んじゃ…絶対っ…! 」






私の頬を撫でるお兄ちゃんの手は優しかった










莉珠「無理しないで、お兄ちゃん、、怒るよ、?」














真剣なお兄ちゃんの顔。










「っ、、あのね…っ。」







今日自分に起きたことを事細かに説明。




空琉は私が怪我しないように身代わりになってくれたことそれをみた柚月が誤解したこと…







莉珠『……ん、辛かったね。 大丈夫。 お兄ちゃんいるから…』





((ぎゅっ…





優しく抱きしめられる。




優しいお兄ちゃんの匂い。









莉珠「…でもね。 ちゃんと、柚月に伝えてあげて。 お願い…」





小さく微笑むお兄ちゃん。







「っ…、お兄ちゃん、ありがとうっ…!!」

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