テキストサイズ

理想と偽装の向こう側

第22章 約束

綺麗なお姉さんの瞳が、一瞬ハート型になったような…。



「どの様なモノをお探しですか!メンズで人気あるのはですね。最近新作で入荷致しました…。」



お姉さん!
尋常じゃなく饒舌です!



思わず聞き入ってると



「あっメンズは、いいです。彼女のなんで~っと…香織!サイズは7号くらい?」



何で小田切さんも、サイズ分かるの!



「彼女さん、ですね~!」



あっ営業スマイルに戻った!



「はい…7号です。」



「あら?お客様…以前お見かけしたような。」



げ!流石プロだっ!



「え?そうなの?」



「あっ!いや!その…別件で…。」



するとお姉さん、



「あら!失礼致しました!勘違いでした~!このペアリング等新作ですよ~!」



お見事!!上手くかわした!
プライバシー保護!

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