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理想と偽装の向こう側

第7章 利用と束縛

お互いの漕ぎ具合で、状態が変わるのが面白かった。


ただ、ペダル漕いでるだけなのにね。 



サイクリング、侮れないな!



時間もお昼時だし、一息入れることにした。



園内にレストランまでは無かったので、売店で焼きそばやポテトなどを買って、ベンチで座って食べる。



「お祭りとかもですが、外で食べるだけで、焼きそばも一味違ってきますよね。」



「そうだな~。お好み焼きとか、たこ焼き買いたくなるよね。あと、チョコバナナとかも。」 



「ぷっ!小田切さんチョコバナナ買うんですか~?」



「えっ!なんかさぁ~並んでるの見ると買いたくならない、あれ?」



「その気持ちは、分からなくはないです。」



こうゆう素朴なところ、小田切さんポイントだよね…なんて考えてたら、



「香織ん、い~して。」



ん?あ~んじゃないな。



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