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理想と偽装の向こう側

第13章 対決

◎ ◎ ◎ ◎

「はぁ~美味しかった~。」



「そうだね~匂い着くけど。」



「はは…鉄板系はそうだね!」



「香織ん!」



小田切さんが、左手を伸ばしてきて



「帰ろ~!」



極上の小田切スマイルを向けてくれた。



「はい…。」



自然と差し出された手を受け止めて、歩き出す。



右手から小田切さんの温度が、優しく伝わってきた。


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