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理想と偽装の向こう側

第5章 トラウマ

土曜日の朝…。



用意されていたベッドはスプリングも効いていて、グッスリ眠れたせいか、目覚めもスッキリ起きれた。



何せ昨日も結構飲んだしな…。



てか、小田切さん…単純に飲み仲間が欲しかったじゃ…。
今度追及してやる!でも、また上手くはぐらかすかもな~。



起きたそうそう、そんな事考えさせられてしまってる。



今日は、大きめな荷物とかまとめるから、動きやすい格好で~などと呟きながら顔を洗いに洗面所へ。



「おはよう~!香織ん!」


あぁ…今日も素晴らし小田っちスマイルだね…。 



「おはようございます…。」



「寝れた~?枕変わると寝れない人いるじゃない。」



「ありがとうございます。大丈夫ですよ。グッスリ寝ましたし、基本どこでも寝れますよ。」



「うん!香織ん、そんな感じだよね。」



「小田切さん…受け入れ過ぎです。少しは、以外な反応見せて下さいよ。」



ははは~と、笑いながら朝御飯を用意してくれている。



「早く顔洗っておいで。」



「はい!」



すっかり、小田切ワールドにハマってやしないか?

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