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理想と偽装の向こう側

第18章 永久と再会

それから俺は、光花に週一で会いに行く事になった。



土日は大丈夫なのに、どちらか1日はゆっくり休んで欲しいと、頑として訊かなかった。



その分、平日を詰め込んで、土日に影響与えないようにスケジュールは何とかなったが、根本的な心労は他にるので、休んでても気がきじゃなかった。



目の前に光花が居ないだけで、こんなに弱る俺がいた。



そう思うと、この先の人生、光花を失ったらどうなるんだろうか…。



「…切…!小田切!昼だぞ!」



パソコンのenterを押した瞬間、我に返ったら滝島が肩に手を載せていた。



「えっ!!」



「真面目に働き過ぎだぞ!昼飯食いに行こうぜ!」



あぁ…もう昼か…。



「ごめん…弁当買って来るよ。」



「食いながら仕事か…?減り張り付けろよ。休む時は、休め。ほら行くぞ!」



「ごめん…。」



そして、いつもの定食屋に引っ張られて行った。


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