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理想と偽装の向こう側

第5章 トラウマ

ホームセンターの化粧室で顔を洗い、軽くファンデーションを塗り直す。



瞼が少し腫れぼったいけど、すぐに引きそうな感じだったので安心した。 



結局、自分で鼻はかんだけど、あれも天然なんだろうか…。



思い出すと、可笑しいやら気恥ずかしいやら。



それにしても、感情的になり過ぎたな…。



会った時から、小田切さんは確実に急所を狙ってきてる。



押し込んでたモノを掻き出される。



気の強い私には、こうゆうことされたら嫌悪感だったが、小田切さんには自然と吐き出せる。



天然小田切パワーの成せる業!?



ずっと頭と背中ん擦られてた時の安心感が蘇えった…。

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