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理想と偽装の向こう側

第19章 罪悪感?

「俺が…苦しめちゃったんだ…。」



わぁっ!
いきなり、自虐的になってる!



「違うよ!悪いのは…流されっぱなしの私の責任だから。でも、流石に色々時期的に重なって、嘉之の子ども抱えながら小田切さんの側には居られないから、万が一の時は、ギリギリまでとか思ってて…。」



「香織ん…。」



「でも、良かった…まだ、一緒に居られる。」



照れながら言うと



「ずっと、居ていいよ。」



サラリとまた、言ってのける。



「はい?本気ですか!」



小田切さんは、躊躇なく



「香織んが良ければ、ずっと一緒に居ようよ。」



ゴクリッ…どうゆう意味で言ってるの?



まだ、罪悪感なの?
それとも…。



「小田切さん…それは罪悪感から?それとも…他の意味捉えても…いいの?」



「えっ…?」



この流れで、告ってしまおうか。



「私…小田切さんを…」



「はいよ~!デザートだよ!」



京子さん!



「あっ!小田切と渡辺さん!ランチデート!?」



「げっ!滝島!!」



滝島さん!



その後は、予想通りな展開だった…。



本当に、どうなんだろう。
とほほほ~。


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