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母を観察?

第30章 母…妄想する


あ…おはようございます。

朝から…母の『ウヘヘ』と不気味な笑い声が…


多分…
出筆活動中…の妄想中



「声がキモい…」


締め切りも近いし、書斎で変態活動をしてる分には…文句も言えない



「羚、朝飯食ってしまえ。父さん会社行くから、母さん…………よろしく」



「何?今の変な間…」



父は、ヒヒヒと笑って玄関を出て行った…




「こぇ〜よ…」





俺は父が作った朝飯を食べる…


日に日に…
料理の腕が上達する父…




「うめ〜…母さんのより…………………うまい」




『何?今の間…感じ…悪い』




はっ!!!


リビングのドアからこちらを除く母!!!





『…パパってさ…なんでも出来るよね…』


目だけ除かせて…

こちらを見ている…




『なんでも出来るなら…
男とSEXしろっつーの』



「母さん!!!
締め切り!!!キツイのか!!!やばい妄想に突入か!!!家族を巻き添えにするなよ?」



『突入しまくりじゃ!!!
ネタがね〜んだよ!!!
キャラ!!!ブレブレなんだよ!!!
ツンでもね〜!デレでもね〜!!!
なんだ?ど〜したいんだ?
作者――――――!!!
妄想だけじゃ〜限界っすよ!!!』




「…壊れた…」




父の…
あの間…の意味が解りました。







「逃げたな…」



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