母を観察?
第30章 母…妄想する
あれから何とか母を宥め…
父の朝飯を食べさせた
『うめ〜な…畜生』
朝飯を食べたら落ち着いた母は…
メールをポチポチと…
『送信…』
「誰にメールしたんだよ」
『ん〜…友達』
何だか…不安だなぁ
で…午後になりました…
『ウヒヒヒヒヒ』
母の妄想が…
止まりません…
リビングにはメールで呼び出された…
赤井と…
母の友達、郁子さん
はじめましての二人はリビングで麦茶を飲みながら談笑…
それを、ダイニングテーブルから観賞する母…
俺は小声で母に話しかける…
「何で、あの二人を呼んだんだよ…」
すると母は…
『見て分からんかね〜?
ど〜見ても、ホモップルじゃん?
しかし、片方は女性!
だが…ウヘヘ、ウヘ…ブフフ』
と…説明中に妄想へと旅だった
「え〜っと…郁子さんは…女性ですよね?」
赤井の素直な疑問
『そうだよ?女性だよ。
昔から中性的だったから』
「いや…かなりのイケメンの部類に入ると思いますが」
そ〜か?と、自覚の無い郁子さんと?マークの飛び交う赤井の変な会話は続く…
母の妄想も続く……
俺は…
ゲームでもしようかな…