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母を観察?
第55章 母…秋の味覚
『お邪魔するよ〜』
と、休みの今日わが家に来たのは
『あっ郁子ちゃん!いらっしゃ〜い』
あの、イケメン女子郁子さん!!!
相変わらず…
イケメンだぜ…女…だけど
「郁子さん、いらっしゃい」
『お〜羚、元気にしてたか?今日はいいの持ってきたよ』
郁子さんの手には紙袋があり、わが家にお土産を持ってきたらしい。
『何?なに〜?郁子ちゃん!お土産?』
母は、子供のようにはしゃいでいる…
『これ、うちの父さんから毎年恒例だけど!食べて?』
郁子さんの差し出した、紙袋には!!!
立派な松茸が!!!
5本入っていた!!!
『きゃー!!!毎年悪いね〜♪
秋の贅沢様がわが家にいらっしゃいましたよ〜』
「すげ〜!!!今年も立派だ〜」
一本袋から出すと、松茸のあの香りがふわっと鼻をくすぐる
『今年は、
大きくて形がいいのが沢山で!
口に入れるのが勿体ないくらいだよ!!!』
『郁子ちゃん…萌え…』
『「どこが…?」』
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