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【BL】淫魔と巨大触手

第1章 一途な自分




いやぁ…同じクラスになれたときは
めちゃくちゃ嬉しかった…。




けど…俺等ももうすぐ卒業。



ノンケのアイツに告白する勇気もなく、
まだ何も言えてない。






「…もうすぐ卒業なのになぁ…」


想わず口に出る。




「ん?どうした?いきなり…」


「ん―…和也と離れたくないなぁって…」


「ははっ、いきなり何言ってるんだよ」




俺は今、和也と図書委員の仕事で図書室にいる。

バスケ部はもう引退して放課後は暇だし…




「あ、もう五時過ぎてんじゃん…尚帰るか?」




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