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可愛い君

第11章 受付嬢野々村莢。

〃おはよー莢ちゃん〃
〃おはよう!!〃
〃おはよう野々村さん〃



私は毎日会社のロビーで受付をしている。


まわりの社員は知らない。


私は会長の孫だってこと。

おじいちゃんと私は名字が違う。

だから気付かない。

私がこの会社の看板娘って事を。


普通なら会長の娘ってしったら
皆近寄らないだろう。



だからか?


社員の男性陣に毎日言い寄られる…


一さんとお付き合いしてる事はまだ


美穂しか知らない。

皆が知ったら、
もう誰も寄ってこないかな?
なんて思ったりする。


いい意味で。


正直言い寄られるのは苦手だ。



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