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可愛い君

第14章 崩れていく関係。

旅館内や外近辺、


二人で散歩した湖、


色んな場所を探した。




でも居ない……


何処にも居ない……



莢!何処へ行ってしまったんだ!
















まさか部屋に戻って居るのか?



俺は走って部屋に戻った。






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部屋に戻ると、


やっぱりいない……


莢……。


さっきの置き手紙に目を向けると


文字が書きたされていた。




〃ごめんなさい。
一人になりたい。
先に帰って下さい。 莢〃




どうして……
どうして莢が謝るんだ……
謝るのは俺の方なのに……



莢……ごめん……




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