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俺は連日残業続きで

毎日遅くに帰宅。


そんな日々が続いた

ある日の金曜日。


明日は休みだ～

なんて思いながら

自宅マンションに向かっていた。

その日は
珍しく電車で通勤した。


俺のマンションは
高級住宅街にある
マンションだ。

俺は高級住宅街に足を入れ

マンションへゆっくり向かっていた。


その時



マンション近辺で


でっかい鞄を抱えて


ボーッと立ち尽くす


女性を見かけた。


少しずつ歩み寄る…


えっ！



「野々村さん？」



俺は声をかけていた。


「誰？」


彼女は振り返った。


「…香坂部長？」


振り返った彼女は
涙で化粧が落ち

見てるだけで
痛々しかった。
「…なにしてるの…？」


俺は優しく聞いてみた。

「あっ…あたし…
　　うっ…


彼女は再び泣き始めた。



一体何があったんだ？