可愛い君
第14章 崩れていく関係。
「……久しぶり。だな。」
「……はい。」
「…………話ってあまりいい話じゃない?よな。」
「……………………」
一さんは私が何を言うか分かってる。
一さんは急に私の腕を掴み
寝室に向かった。
「きゃっ。 」
気付いた時にはベッドに押し倒され
彼に組み敷かれていた。
いつもと違う…一さん。
正直…怖い。
でもどんなことでも受け入れよう。
私は一さんを愛してる。
……だから……。
「俺は……
俺は別れるつもりなんてないから。」
その言葉を合図に
何時も以上に激しいキスと愛撫が降りそそいだ。
「ああん。……は……じめさん。」
激しい情事で私は意識を手放した。