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可愛い君

第4章 新しい恋

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もぅ我慢の限界だった。


まだ一緒に住みだして

二週間弱。


一緒に居れば居るほど


好きって気持ちが溢れ出して


どうしようもなかった。



俺はまだまだ餓鬼だな。

焦りまくってる。



野々村さんの彼氏が会社にきて

ロビーで言い合いしてるときは


やっぱり来たなんて気持ちと

寄り戻すのか?


なんて思ったが、


そんな心配は要らなかった。


けれど事務所に入った時


彼女はため息ついたと同時に

手が震えていた。


彼女をあの男から解放したい

彼女に振り向いて欲しい


そんな気持ちが入り混じって


俺は彼女にキスをした。


彼女も俺のキスに応えてくれた。




俺…期待していい?

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