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可愛い君

第6章 終わりと始まり

玄関を出て表札をみる。




カチャン。


私は表札を外した。


「これ明日捨てます。」



私は二人の名前が表示された

表札を要らない袋に入れ


鞄に突っ込んだ。




「の…野々村さん?」


私は静かに深呼吸して


気持ちを落ち着かせ



にこっ「もう終わりましたよ。
さぁ帰りましょ?」


私は香坂部長に微笑み



部長は



「そうだな。帰ろう。」


優しく微笑んでくれた。










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