
そんな想い
第10章 理想と現実
俺の恋心はこんな感じで、上手に使われてる風。
それでも、松岡さんはいつだって約束は守ってくれる。
松岡さんのために頑張ってること。
松岡さんと頑張ってること。
それがすごく嬉しい。
そして、その気持ちを松岡さんが知っていてくれること。
それだけで、すごく満たされた気分だ。
毎日が楽しい。
リア充って言うけど、ホント、「充実」してる。
理想を言えば、キス以上進みたいんだけど、焦らなくてもいいかなぁと思ってる。
そんな風に思う俺を、俺は嫌いじゃないんだ。
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