ANOTHER
第3章 THREE
《杜さん!!》
『、、、、、、今日は、、ありがとうございました。
少し横になるので、もう帰ってもら、、、』
俺を追い返そうと立ち上がったトタンに、バランスを崩し、後ろに倒れ出した。
俺はとっさにシャツの胸元を掴み引き寄せる。
その時、一瞬やけど、見えた。
傷、、、
《なっ、、、傷っ、、、》
『お帰りください。、、、、
これ以上は、個人的なことです。
渋谷さんには、なんも関係ない。』
なんか、ここにおったらあかん、、て、、、
これ以上おると、杜さんを傷つけるような気がした。
《わかりました。、、今日は、これで帰ります。
ゆっくり、休んでください。》
『すみません。
ご迷惑おかけしました。』