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第6章 SIX




なにもできないままの時間は、
あっという間に過ぎて行く。
杜さんの情報もはいってくるはずもなく、、、
ただ、ただ、定期的に送られてくるドリンクを飲むたびに、胸が締め付けられる。



横「すばる、、、お前、、なんで、それ飲むたんびに、泣きそうな顔になってんねん。」


渋「、、!!!!そ、そんなこと、ないやろ」


横「そうか?


お前、また気持ち押さえ込んでるやろ」


渋「、、、、、、、」



横「あんときも、言ったよな。
お前のこと支えるから、なんでも言えって、

一人で考えるより、三人で考えたほうがいいって、、、」


渋「うん、覚えてるよ。」


横「わかってんなら、言うてみ。」


渋「、、、、、、、」


横「わかった。今は言えんでいいけど、ほんとにあかんようになったときは、言えよ」


渋「、、、ありがと、、横」

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