永遠(トワ)に愛す
第2章 …暗黙の掟…
「緊張してるのか?」
「だっだってっ…
響夜が‥脱ぐから‥‥ 」
「フッ…
それ以上‥俺の理性を 飛ばすな
…優しくできなくなる ‥‥」
響夜の手は太ももを伝い‥優しく触れた―――
「あぁっ…んっ‥ふっ‥ ‥‥あっ‥‥」
「りん…」
熱い吐息と、低く色っぽい声が耳元で囁かれ‥ビクッと体が跳ねた‥‥
唇は、首筋からゆっくりと下へ這っていき‥気が遠くなるような快楽に襲われた―――
「…あっ…!ダメっ…
あぁっ‥‥」
「もっと‥俺で感じろ」
甘い声の後…
今まで味わったことのない快楽が体を支配し‥一瞬、意識が遠退きそうになった‥‥
「あぁっ!!んっっ‥‥ あっっ!!はぁ‥んっ ‥‥!」
「りんっ‥愛してるっ」
「あっ!!…響夜っ‥‥ 」
熱い吐息が混じり合い‥激しく甘い快楽に溺れていった――――……
カーテンのし忘れた窓から差し込んできた日差しに‥りんは重たい瞼を開いた‥‥
…もう‥朝…?
っ!?
「あっ‥‥」
目の前に整い過ぎた寝顔があり、ドキッと胸が高鳴り‥昨日のことを思い出させた―――
見れば見るほど…綺麗 な顔‥‥
こんな完璧な人と‥わ たし‥‥
…最初は‥みんな痛か ったって言ってたけど それどころか…すごく ‥‥
「どうした?
顔…赤いぞ」
「きょっ響夜っ
おはようっ…」
いつの間にか目を覚ましていた響夜に、りんは驚いてあたふたした。
「朝から誘ってるのか? 」
「えっ…!?
そっそんなんじゃっ」
突然顎を掴まれ‥塞がれるように唇が重ねられた―――