詞
第1章 思春期
先の見えない時代に生きている
夢中になれない時代
努力が実らない時代
それでも前進を要求され
駆り立てられる、、、
焦り、悩み、戸惑い
叫び出せずに
駆け出すことも出来ない
胸に溜め込んで
はけ口だけ求めてきた
汚い水に晒され溺れかけ
助けを求めて
手を伸ばす
『助けてくれ』とは、
叫べないまま
ただ今は
殻に閉じこもり
わが身を守ることしか出来ない
誰もわかってくれないと
誰とも分かち合えないと
肩を落としていた日々
それでも
平静を装うことだけは
上手くて
上辺だけの日々を
笑って過ごしていた
友情、感情、愛情
わかりたくて、
分け合いたくて
彷徨う、、、
迷路にはまりこんだよう
堂々周りが続く
いつか
あの太陽の下へ
這い上がってやる
ただ今は、
力を貯めている時