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私たちのエッチな体験談。短編集。

第1章 一人目。

波が来ては去っていくのを繰り返していた。

いきたいのにいけない。

ぐちゃぐちゃにして欲しいのに…

してくれない。

スイッチをずっと入れてくれればすぐにでもいけるのに…。

いかせてもらえない…。


スイッチが入るたびに波が大きくなる…。

スイッチが入るといきそうになるまでの時間がどんどん短くなる。

声のボリュームが上がり、どんどん蜜がはふれだしていた。


歯みがき粉の白さとともに。

『いきたいだろ?いけよ。』


ーーカチッ。

ブィーン。ブィーンと強い振動が私の中をめちゃくちゃにする。

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